ホットスポット(急性湿性皮膚炎)は、発赤、浸出液、熱、かゆみを伴う皮膚疾患です。通常は犬の頭部、臀部、胸部に発生し、たいてい驚くほどの速さで広がります。犬は病変部を舐めたり噛んだり引っ掻いたりすることが多く、こうした皮膚への刺激が患部を悪化させるからです。ホットスポットは大きな苦痛を伴うことがあります。皮膚に刺激を与え、引っ掻いたり舐めたりといった行動を引き起こすものはすべて、ホットスポットの原因となります。アレルギー、虫、ダニやノミ、下手なグルーミング、耳や皮膚の感染症などがその例でしょう。また、犬がストレスや退屈などで絶え間なく体を舐めたり噛んだりしていると、ホットスポットが生じるおそれがあります。
かゆみ(掻痒症)とは、掻きたいという衝動を引き起こす不快な皮膚感覚と定義されています。かゆみは症状であり、特定の病気として診断されるものではありません。かゆみの原因として最も一般的なのは寄生虫、感染症、アレルギーです。最初はかゆみがない皮膚病は少なくありません。微生物や酵母菌の二次感染によりかゆみが生じる場合もあります。
FDA(米国食品医薬品局)はすでに皮膚を保護する成分として市販製品にジメチコンを配合することを認めています。また化粧品成分審査委員会(Cosmetic Ingredient Review)はジメチコンはパーソナルケア製品の成分として安全だという評価を下しています。
マイクロシンAH®かゆみケアジェルは先進的な次亜塩素酸テクノロジーを使用し、皮膚を保護するジメチコンを配合した製品です。かゆみ、裂傷、擦傷、軽度の熱傷からくる炎症や痛みを和らげます。これらの製品はさらに、軽度の日焼けからくる炎症や痛みを和らげる効能についてFDA認証を受けています。現時点で市販されている他の動物用スキンケア製品には当社が独自開発した次亜塩素酸と皮膚を保護するジメチコンを配合した製品はありません。
はい。マイクロシンAH®製品は厳しい品質基準に基づき、製造およびボトル詰めされています。当社のメキシコ工場はFDA QSR(米FDA医療機器GMP)規制に準拠し、ISO9001(品質マネジメントシステム) ISO13485(医療機器品質マネジメントシステム)認証を受けています。
直射日光や熱が当たる場所を避け、室温で保管してください。凍結させないようご注意ください。凍結すると製品の効果が低下する可能性があります。使用後は容器のふたを閉め、密閉状態で保管してください。
レースやショーに出る動物については、禁止物質を摂取したり舐めたりしていないかどうかを調べる血液検査や尿検査が行われます。しかし、マイクロシンAH®製品はこうした禁止物質、ステロイド、抗生物質など含まないため、テストフリーと呼ばれるのです。
はい。他の創傷ケア製品と併用しても安全ですが、心配な場合は獣医師に相談することをお勧めします。マイクロシンAH®製品には既知の禁忌はなく、他の薬剤との併用による否定的影響も見つかっていません。
はい。マイクロシンAH®製品は哺乳類、爬虫類、鳥類を含む全ての動物に安全に使用できます。
かすかな塩素臭がするのは、遊離有効塩素(FAC)を含んでいるためです。ただしその濃度(ppm)は皮膚にヒリヒリ感や痛みを与えないレベルに抑えられています。
米国をはじめカナダ、中国、ドバイ、フィンランド、スウェーデン、香港、インドネシア、クウェート、マレーシア、プエルトリコ、カタール、サウジアラビア、シンガポール、台湾、トルコ、UAE、フィリピン、オーストラリアなどでもマイクロシンAH®製品の販売が始まっています。日本では2018年から販売を開始。
マイクロシンAH®製品の基盤となる特許技術のマイクロシン®テクノロジーは人の創傷ケアを目的として18品目でFDAの510K認証を取得しています(FDAには動物用の510K認証はありません)。安全性と効果を証明するため、これまでに動物に対する2回の大規模な臨床試験と、人間を対象とした40回の臨床試験が実施されました。
心配はいりません。マイクロシンAH®製品を使って創傷の洗浄・清拭を行った場合によく見られる現象です。マイクロシンAH®製品が創傷部位の血流を良くし、治癒を促進したために赤くなったのです。
抗生物質を含まないという事実が重要なのは抗生物質の使い過ぎは耐性菌を生じさせるおそれがあるからです。マイクロシンAH®は長期にわたって創傷床の洗浄・清拭に繰り返し使用しても副作用がなく、耐性菌も生じません。また、抗生物質の使用を制限する規制がある場合でもマイクロシンAH®は抗生物質を使っていないため規制の対象となりません。
マイクロシンAH®Wスキンケア製品と他の動物用創傷洗浄・清拭製品との違いは安定性と長期保存性です。マイクロシンAH®製品にはマイクロシン®テクノロジーをはじめとする高品質成分が配合されており、年齢や健康状態にかかわらず全ての動物に使用可能です。マイクロシンAH®Wスキンケアは皮膚のただれやヒリヒリ感、痛みを引き起こさず無害なので、目、鼻、耳、口などの粘膜とその周囲に使用することができます。100%天然素材で作られ、ステロイド、アルコール、ティーツリーオイル、抗生物質は含みません。またマイクロシンAH®は次亜塩素酸をベースにした他の動物用創傷ケア製品ブランドとは違い、優れた長期保存性を備えています。透明ボトルの次亜塩素酸製品にはお気をつけください。次亜塩素酸は日光に当たると速やかに劣化します。
リキッド製品:水、硫酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、塩化ナトリウム、次亜塩素酸
ハイドロジェル製品:水、フルオロケイ酸マグネシウムナトリウム、リン酸ナトリウム、塩化ナトリウム、次亜塩素酸
自社開発の特許技術であるマイクロシンAH® テクノロジープラットフォームに基づく独自の次亜塩素酸を配合しています。それぞれの製品について、特定の用途に合わせたSKU(最小管理単位)に設定されています。
別容器に移すことはお勧めしません。溶液が汚染されたり、空気との接触により成分が中和されたりする可能性があるためです。また、容器が未使用であるか、あるいは清潔だったとしても、容器の素材が適切でなかった場合やはり汚染や成分の中和が起きる可能性があります。これらの理由からマイクロシンAH®製品は購入時の容器および形態で使用することをお勧めします。
マイクロシンAH®はラベル表示に従い、単独で使用することをお勧めします。マイクロシンAH®には既知の禁忌はなく、他の薬剤との併用による否定的影響も見つかっていません。虫よけスプレーなどの薬剤を併用する必要がある場合は、まずマイクロシンAH®を塗布し、60秒以上待ってから次の製品を使用してください。なお、現在行っている治療の処方せんやその他の指示について、かかりつけの獣医に伝えることをお勧めします。マイクロシンAH®は全身症状への治療を意図していません。
凍結していた場合、凍結の過程で溶液が膨張し、ボトルにひびが入って、液漏れしているかもしれません。解凍後のボトルの破損や、氷の付着などからも判断できます。製品は、直射日光や熱が当たる場所を避け、室温で保管することをお勧めします。製品の効果を保つため、凍結を避けてください。使用後は容器のふたを閉め、密封状態で保管してください。
これら2製品の成分が異なっているのは、ラベルに表示されたそれぞれの目的に合わせて処方してあるからです。
漂白剤ではありません。漂白剤は腐食性と毒性があり、皮膚のただれや熱傷を引き起こし揮発するため、マイクロシンAH®が想定する症状に対して使用することができません。また、漂白剤のpHは11を上回りますが、マイクロシンAH®製品は適切な生理的pHの範囲内で作られています。そのため塗布しても痛みやヒリヒリすることはなく、創傷の洗浄・清拭にあたって健康な皮膚を傷めることもありません。
製品ラベルに記載された期間内(使用期限内)のみ使用可能です。使用期限を超えて使用した場合、本来の効果を得られない可能性があります。
マイクロシンAH®Wスキンケアは動物の外耳に使用できます。中耳に使いたい場合はマイクロシンAH®VFイアーケアウオッシュを、目に使いたい場合はマイクロシンAH®VFアイケアウオッシュをお勧めします。マイクロシンAH®VFイアーケアウオッシュは国内で唯一中耳にも使用できるイアーウオッシュ製品です。(どうぶつの総合病院永田雅彦先生)